一般電気工事・太陽光発電システム 設計・施工 株式会社イーエス電気 青森県八戸市 ES+SENSE

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地震による火災「通電火災」とは

 大きな地震が起こったとき、揺れによる被害に加えさらに怖いのが火災です。なかでも停電後の復旧したときに起こる「通電火災」に気をつけなければなりません。「通電火災」とは、地震による停電が復旧したとき、倒れた暖房機器や傷んだコードに再び電気が流れることで起こる二次災害です。
「通電火災」の危険性が知られるようになったのは、阪神淡路大震災でした。原因が特定された建物火災の約6割が「通電火災」によるもので、火元は、ストーブ・白熱スタンド・オーブントースターなどでした。
 大地震が起きた場合、想定によるとおよそ半数の世帯で停電が発生するといわれています。この時、ブレーカを落とさずに避難したり、落とせる状況にない場合は、電気が復旧し再び作動したとき火災が発生してしまうのです。
  地震の揺れにより倒れた家具や本・洗濯物などの燃えやすいものが近くにあった場合、10分程度で炎がたちのぼるほどにまでなってしまいます。「通電火災」の恐怖は、それだけではありません。家具の転倒や落下などによって傷ついた電気コードは、通電した瞬間にショートし近くに燃えやすいものがあると火災につながる可能性があります。

防げる「通電火災」


震度5強以上の地震が起きると、警報音でお知らせしながら照明確保のため3分間通電、3分後に遮断
  政府は「通電火災」対策として、『感震ブレーカ』の普及を促しています。自治体によっては助成金を支給しているところもあります。
『感震ブレーカ』とは、地震を感知すると自動的にブレーカのスイッチが切れます。強い地震を感じたら、感震遮断ユニットが信号を送り、主幹ブレーカを強制遮断して電源をストップし、避難する時にブレーカを切り忘れても安心な設計です。地震の時にブレーカを切り忘れたり、また切ることができない状況であっても「通電火災」の原因を絶つのです。
 

感震ブレーカの種類

 感震ブレーカには、①分電盤タイプ ②コンセントタイプ ③簡易タイプの3つに分けられます。それぞれの特徴と出火予防性能を簡単にみてましょう。
①分電盤タイプ
 分電盤に内蔵されたセンサーによって揺れを感知し、ブレーカを落として電力供給を遮断するタイプ。電器工事の有資格者によって設置され、感震性能・通電遮断の安定性も高い。加えて通電の遮断までに待機時間が設定されているなど、建物の中にいる人々の避難等に対しても一定の安全確保がなされており、バランスのとれた性能を有している。
②コンセントタイプ
 コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、当該コンセントからの電力供給のみを遮断するタイプ。通電を遮断する電熱器具等に対して選択的に設置することから、通電の遮断に伴う不都合が生じるおそれは小さいが、建物内の十分な範囲にわたって設置されていない場合、出火予防が図られる範囲については限定的となる。
③簡易タイプ
 感震機能をもたない分電盤に、揺れによるおもりの落下や感震センサーによるバンドの作動によりブレーカのノブを操作、電力供給の遮断を補助するタイプ。適切に設置された場合は一定の出火予防効果が期待できるが、建物全体にわたり一斉に通電が遮断されることから、停電に伴い建物の中にいる人々の避難等に支障が生じるおそれがある。

感震性能・通電遮断機能の安全性が高い分電盤タイプの作動する様子を動画でご覧いただけます。
どこのお宅でも設置することはできますが、各ご家庭の分電盤の状況により、多少工事費が変わってきます。
工事の参考価格としては、当社対応エリアの場合、感震ブレーカーは¥18,700(税込)、工事諸経費は約7,000円(税込)程度が標準価格となります。
メールにて現在の分電盤の写真を送っていただくと現地調査不要で見積もできますし、イーエス電気で工事に伺ったことのあるお客様や当社指定の工事日にしていただく・・・などなど、お値引き制度もございますのでお気軽にお問い合わせください。もちろん見積無料です!

メールでの見積希望のお客様は、一度お問い合わせフォームからその旨お伝えください。
当社から返信メールいたしますので、そちらのアドレス宛に写真を添付していただいてお見積いたします。

【関連ページ】
→ 施工実績 [ 感震ブレーカー取付 ]
 
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